漢検のすすめ

2025年10月25日金曜日

第2回 漢検を実施します。
受検できる級は10級~2級です。

塾生以外でも受検できますので、お気軽にお問合せください。

漢字検定(漢検)は、学校によっては全員受検のところもありますが、基本的には受けるかどうかは自由なテスト。
だから成績で評価される模試に比べて、受けなくても良いなら受けない。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 という方も多いです。
しかし、受験を考えている小学生・中学生・高校生にとっては大きなメリットがあります!

1.中学・高校・大学入試で評価される
実際の入試では「漢検◯級取得」が出願条件や内申点加点として扱われる学校があります。
特に小学生にとっては5級(小学校卒業程度)以上、中学生にとっては 3級(中学卒業程度)以上、高校生なら 準2級・2級 がひとつの目安です。
自己PRや内申書に記載できる資格のひとつとして評価されるため、「やっておいて損はない」どころか「持っていると有利になる」資格です。

2.漢字力のアップは国語力アップ。他の教科にも活きてくる。

国語だけでなく、算数・数学の文章題、理科・社会の記述問題など、問題を解くには「読解力」や「語彙力」が必要不可欠です。また教科書を読むのも漢字・語彙が必要です。
漢検の学習を通して漢字の読み書きだけでなく語彙・熟語・文法も整理できるので、国語の得点力が上がります。そして、他の科目の理解や英語の読解にも活きてきます。

3.合格証がもらえる!資格として“目に見える成果”
漢字・単語・用語。暗記をするときに感じる「終わりの無い感じ」と「できた実感のなさ。」
覚えては忘れるを繰り返すのでうんざりすることもあります。
しかし、漢検は合格すると合格証がもらえます。「頑張って勉強して合格した」という証明になるため、受験本番前の自信やモチベーションアップにもつながります。

4.近い目標としての役割
日々の学習において、おそらく一番の大敵はモチベーションの維持です。受験生であれば1年~1年半後の入試に向かって勉強していくわけですが、長い間、やる気を維持することは大人でも大変です。また、ペースはこのままでいいのか。やってることに間違いはないかと不安を感じると思います。
そこで、漢検の試験日という短期的な目標があると、「そこまでに仕上げる」という明確な勉強計画が立ちやすく、目標に向かうための目印になります。

5.漢検を受ける時期
漢検は年に3回行われていますが、いつ受けるのが良いのでしょうか。

答えは「目的による!」です。
①1年間の学習の集大成やまとめという目的であれば、3学期ごろ行われる第3回。1学期~3学期までに習った漢字をしっかりと復習して受けましょう。

②これまでの学力の確認、新年度へのスタートダッシュという目的であれば、6月ごろ開催される第1回。
前学年までの復習や漢字が苦手な方は徐々に級をあげながら学年に追いついていくという受け方も良いと思います。自信がついてきたら1年のうちに次の級にどんどん挑戦していくのも良いですね。
前年度の第3回で取れなかった級に再挑戦するのもこのタイミングが良いと思います。

③入試に向けて資格を取得しておきたいという目的の場合は第1回か第2回をおすすめします。なぜなら第3回の時期はもうすでに入試に突入しており、漢検の対策に時間を割くことが難しいこと、そして多くの場合、合格がわかる前に願書を提出しなければならないためです。

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